「新婚旅行に行きたいけれども、できるだけ費用を抑えたい」となると、国内も旅行先として候補に挙がってきます。
特に、コロナ禍で海外への渡航が難しい今、国内での進行旅行が注目を集めています!
とはいえ、海外に行くのと比べると、特別感がないような気がするのも事実ですよね。
そこで今回は、新婚旅行先を国内にするメリットとデメリットについて解説します。
旅行先の選び方や人気のある場所について紹介しますので、参考にしてみてください。
新婚旅行を国内にする メリット・デメリット
新婚旅行を国内にすべきかどうか迷っているなら、まずはメリットとデメリットを比較してみましょう。
メリット
【短い日数でも行ける】
飛行機を使うと、東京からであれば北海道まで1時間半、沖縄までも3時間ほどで行くことができます。
移動にかかる時間が短くて済む分、旅行先での滞在時間を長くすることができるというのは、新婚旅行を国内にするひとつのメリットです。
また、数日で旅行ができるというのも国内旅行のメリットといえるでしょう。
【費用を抑えることができる】
海外の新婚旅行先で人気があるハワイやヨーロッパに比べると、国内の旅行にすることで費用を抑えることができます。
費用を抑えることができると、旅行先で少し贅沢をしたり、新生活に必要なものをきちっと揃えたりすることができるかもしれませんね。
【安心できる】
新婚旅行を国内にするメリットとして高く評価されるのが、国内という安心感があること。
海外では、日本語が通じない、治安が悪いかもしれない、食事や水が合わないかもしれない、といった不安を感じることも少なくありません。
新婚旅行を国内にすると、そうした不安を感じることなく安心して旅行を楽しむことができます。
【移動がスムーズ】
国内のほとんどの観光地では、移動手段が確立していますので、スムーズに移動することが可能です。
また、海外に行くと時差があるので、体を慣らせないといけませんが、
国内であれば時差ボケの調整などを考える必要もなく、目的地に着いたらすぐに動くことができます。
【宿泊先や食事を豪華にすることもできる】
旅行先を国内にして交通費を抑えることができると、浮いた費用で宿泊先のランクを上げたり、食事を豪華にしたりするということもできます。
国内でも宿泊先や食事をリッチにすることで、新婚旅行気分を盛り上げることができるでしょう。
デメリット
【新婚旅行の特別感が海外よりは薄まる可能性がある】
国内旅行はいつでも行くことができるので、新婚旅行こそは海外へ行きたいと考えている方は少なくありません。
そうした理想を抱いていた場合は、新婚旅行が国内となると特別感が薄くなってしまう可能性があります。
【場所によっては海外旅行と同じくらいの費用になる】
新婚旅行先を国内にしても、場所や時期、泊まるホテルによっては海外に行くのと同じくらいの費用がかかることもあります。
前述でも述べましたが、豪華にすることができるメリットがあったりするので、特にデメリットとはいえないかもしれません。
国内新婚旅行の選び方
新婚旅行を国内にすると決めたら、どのような旅行にしたいかを決めましょう。
海外のようなリゾート気分を味わいたいのか、それとも温泉でゆっくりと過ごしたいのか、
もしくはアクティブに観光したいのか、パートナーと話し合って決めてみてください。
リゾート
リゾートと聞くと海外をイメージするかもしれませんが、国内でもリゾート気分を味わえる場所は数多くあります。
国内の代表的なビーチリゾートとして有名なのは、沖縄県の石垣島・久留米島・宮古島、鹿児島県の奄美大島・与論島、和歌山県の南紀白浜などです。
これらのビーチでは、白浜にエメラルドグリーンの海が広がっていて、プライベートコテージに泊まれば、海外と同じようなリゾート気分を味わうことができます。
海をのんびり眺めたり、マリンスポーツをしたりしたいというカップルであれば、国内のリゾート地を新婚旅行先に選ぶことができるでしょう。
まったり温泉
普段は仕事が忙しくて、まとまった休みが取れないという場合は、まったりと温泉につかることをメインにした新婚旅行もいいかもしれません。
日本は世界に誇る温泉大国で、国内各地に風情がある温泉郷が点在しています。
新婚旅行で訪れる温泉郷として人気が高いのは、大分県の別府温泉、愛媛県の道後温泉、熊本県の道後温泉、静岡県の熱海温泉などです。
浴衣姿で温泉街を散策してみたり、貸切の露天風呂に2人でゆっくり入ったりと、温泉郷ならではの時間を楽しむことができるでしょう。
アクティブに観光
アクティブなカップルであれば、観光をメインにした新婚旅行が良いでしょう。
清水寺・金閣寺・伏見稲荷大社などの観光スポットが多い京都や、縁結びの聖地とされている出雲大社などを観光するのもおすすめです。
地方在住の方は、東京や大阪などの都会に行って観光やショッピングをするというのも新婚旅行のプランとして人気があります。
新婚旅行を都会で過ごす場合は、外で観光するだけでなく、ゆったりと2人で過ごす時間を取っておくことも忘れないようにしましょう。
高級ホテルに泊まるのであれば、ホテル内でゆっくり過ごしたり、レストランで食事を楽しんだりといった時間も計画に入れるようにおすすめします。
国内新婚旅行で人気の場所5選
国内の進行旅行先を「どこにしよう?」と迷っているカップルのために、人気のある場所を5つ紹介します。
場所が決まらない場合は、ここから選んでみてください。
①沖縄県
国内の新婚旅行先で特に人気が高いのが、世界でもトップクラスの美しさを誇るビーチを数多く有している沖縄県です。
日本一美しいといわれている波照間島のニシ浜ビーチ、竹富島のコンドイビーチ、
久米島のイーフビーチ、宮古島の前浜ビーチなど、美しいビーチがたくさんあります。
また、離島だけでなく沖縄本島にも、瀬底ビーチという高い透明度を誇るビーチがありますよ。
ダイビングやシュノーケリングのアクティビティを楽しむことができますし、ゆったりとしたリゾートの雰囲気もあるので、新婚旅行を満喫できるでしょう。
②鹿児島県
ビーチリゾートと神秘的な自然の景色を楽しむことができるスポットがある鹿児島県も新婚旅行先として人気があります。
鹿児島県の中で新婚旅行先として人気なのは、幻のビーチといわれる百合ヶ浜がある与論島と世界自然遺産にも登録されている屋久島です。
与論島の百合ヶ浜では「サンドバー」という絶景を見ることができます。サンドバーとは、
一時的に砂州が地表に現れる現象で、天国の海といわれることもある景色のことです。
このビーチの砂は、星の形をしていて、この砂を歳の数だけ持ち帰ると幸運が訪れるといわれています。
屋久島にも新婚旅行にぴったりのスポットがあります。それが、ハート型に見える「ウィルソン株」。
ウィルソン株まで歩いて行ってハート形を一緒に見れば、記念に残る新婚旅行になることでしょう。
③北海道
大自然とグルメを楽しむことができる北海道。
北海道でしか見ることができない雄大な景色に感動し、新鮮な海の幸に舌鼓を打つことができます。
知床五湖・阿寒湖・白金青い池・富良野のラベンダー畑など、自然の美しい景色を楽しめる場所が数多くあります。
また、函館山から見る夜景や小樽運河なども観光スポットとして人気です。
函館や小樽などの観光地では、人気の海鮮料理店が多くあるので、グルメも十分に堪能できますよ。
ただ、北海道は広いので、道内の観光スポットを巡ろうと思うと移動距離がかなり長くなるため、北海道を新婚旅行で訪れる際には、しっかりと計画しておきましょう。
④京都府
日本屈指の観光スポットで、外国人観光客にも人気がある京都。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪とそれぞれの季節で、寺社仏閣と自然の美しい景色を楽しむことができます。
京都では、夫婦そろって和装して京都観光したり、伝統的な京料理を楽しんだりすることができるでしょう。
歴史や寺社仏閣が好きなカップルなどには、京都は新婚旅行先としておすすめです。
訪れたいスポットを前もって選んでおくと、比較的ゆったりと観光を楽しむことができるでしょう。
⑤静岡県
熱海や伊豆など新婚旅行先として歴史的なエリアがある静岡県。
温泉地としての人気も高く、ゆったりとした新婚旅行を楽しむことができます。
新婚旅行に静岡県を選ぶメリットのひとつは、都心からのアクセスが良いということ。
熱海までなら、都心から1時間半ほどで行くことができます。
熱海には有名なリゾートホテルもありますので、そうしたホテルを選ぶことで、贅沢気分を味わえて記憶に残る新婚旅行にすることができるでしょう。
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ウエディングフェスマガジン編集部で独自に調査した、国内の新婚旅行についてのまとめ記事です。
今回の記事と併せて読んでいただくと、よりお得に国内の新婚旅行を楽しんでもらえるはず。
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まとめ
新婚旅行を国内にするメリットとデメリットについて紹介してきました。
国内でも海外のリゾートと同じほどの絶景を見ることのできる場所も少なくありません。
また、温泉郷でのんびり過ごすというプランも人気があります。
ここで紹介した選び方や人気のある場所を参考にしながら、国内の新婚旅行先を選んでみてください。
今回はここまで。
最後までお読みくださりありがとうございました!