ご婚約おめでとうございます!
結婚することが決まったら、両家のご両親に結婚挨拶に行くことがマナーです。
結婚挨拶では、ただ結婚することを報告するだけではありません。
事前に準備したいこと・新郎新婦で相談しておきたいこと・把握しておきたいマナーなどもあるので、結婚挨拶前にはぜひ今回の内容をチェックしてくださいね!
婚約~結婚挨拶までの流れ・スケジュール
まずは、結婚挨拶までの流れやスケジュール感についてご紹介します。
結婚が決まったら(=婚約したら)、挨拶に行くまでに行いたいことは2つです。
それぞれご紹介します。
自分の親に結婚の意思を伝える
まずは、自分の両親や家族に、今お付き合いしている人と結婚を考えていることを報告し、結婚の挨拶をしたい旨を伝えましょう。
できれば対面で直接お話した方が気持ちが伝わりますが、遠方でなかなか会えない場合や、コロナ禍で外出自粛をしている場合などは電話でも大丈夫です。
ただ、LINEやメールは「軽い」印象を持たれてしまうため、避けましょう。
結婚することを事前に伝えずいきなり婚約相手を連れてご両親に挨拶に行くとビックリさせてしまいます。
まずはお互い、自身の親に結婚の意思を伝えることから始めましょう。
挨拶の日取りを調整する
自分の夜に結婚すること・挨拶をしたい旨を伝えたら、日取りを調整しましょう。
一般的には女性側のご両親に先に挨拶に行けるよう日程調整することが多いです。
他に注意する点は以下の通りです。
- 訪問2週間~1か月前をめどに日取りを調整する
- お互いの両親とそれぞれ日程について相談する
- できるだけ両親の都合のいい日に合わせる
- 両親がいそがしい時期は避ける
挨拶当日までに決めたいコト・事前準備物
結婚挨拶の日程を決めたら、それまでに新郎新婦で決めておきたいとや、用意しておきたいものがあります。
手土産・服装・話題について一つずつ紹介していきます。
手土産の準備・購入
それぞれのご両親に挨拶に行く際は、手土産を持参することがマナーです。
それぞれの両親にはどのようなものが喜んでもらえるのかを、事前に新郎新婦で相談し、購入しておきましょう。
手土産の相場は、3,000~5,000円程度です。
新郎新婦の服装
結婚するために改めてご挨拶に行くので、カジュアルすぎる服(Tシャツ・ジーンズなど)は印象がよくありません。
男性ならスーツ、女性なら落ち着いた色のワンピースが無難でしょう。
そのほかにも、清潔感がある服装ならOKです。
挨拶に行った後に、ご両親と一緒に食事に行くケースもあるので、食事の場に合わせて服装を選んでもよいかもしれません。
今後のスケジュールについて
挨拶に行ったときには、ふたりの今後のスケジュールについて質問されることがよくあります。
その時、しっかり答えられないと印象がよくないので、今後のスケジュールについて方向性やざっくりした時期だけでも話し合っておくと安心です。
具体的に考えておくと安心な内容は、以下の通りです。
- 両家顔合わせを行いたい時期
- 入籍予定日
- 新居の場所、引っ越しスケジュール
- 結婚式はするのかどうか
- 結婚式をする場合の希望時期やゲスト人数
事前に新郎新婦で話し合っておくべき内容
結婚挨拶がスムーズに進むように、事前にご両親に伝えておきたい内容・新郎新婦で話し合っておきたい内容があります。
挨拶の場で気まずくなったり困ることがないように、しっかり準備しておきましょう!
親に結婚相手の情報共有
それぞれのご両親に、事前に結婚相手のことを伝えておきましょう。
ご両親も、結婚相手がどのような人か事前にわかっている方が安心されますし、会話が盛り上がりやすかったりします。
伝えておきたい内容例は以下の通りです。
- 名前
- 年齢
- 出身地
- 家族構成
- 仕事内容
- 趣味
- 人柄
- 出会ったきっかけ
- 初婚or再婚
- 妊娠の有無 etc.
新郎新婦でお互いの親の情報共有
挨拶に行く前に、新郎新婦ともにお互いの両親のプロフィールも共有しておきましょう。
話題にすると盛り上がりそうなことや、反対に話題には出さない用がよい内容など、あれば伝えておくと安心です。
ちなみに、主義主張が分かれやすい話題(スポーツチーム・政治・宗教 等)は、気分を害してしまう可能性もあるので避けておく方がベターです。
- 名前
- 年齢
- 出身地
- 人柄
- 仕事内容
- 趣味
- 最近興味のあること
- 好きなこと
結婚承諾の話題を出すタイミングを決める
結婚挨拶の本題は、ご両親に結婚することに対しての承諾をもらうことです。
緊張のあまり、結婚承諾についての話題を出すことを忘れてしまわないように、事前にタイミングを決めておくと安心です。
ちなみに、女性側への挨拶の際も、男性側への挨拶の際も、結婚の話を始めるのは男性からが一般的です。
どのようなセリフで伝えるのかも考えておくと、失敗が少ないかと思います。
結婚後のスケジュールを新郎新婦で相談
「挨拶当日までに決めたいコト・事前準備物」でも紹介しましたが、当日両親から聞かれそうなことは事前に話し合っておくことが大事です。
ご両親が聞いてくる理由はただ一つ、「この先の人生をふたりでやっていけるかどうか」を知りたいのです。
しっかり結婚後のスケジュールについてもふたりで考えていることを伝えるためにも、事前に新郎新婦で相談をしておきましょう。
- 入籍の時期
- 結婚後の住まい、引っ越し時期
- 人生設計
- 結婚後の働き方
- 結婚式のスケジュール
- 顔合せの実施時期、場所
- 結納をするかどうか
ちなみに、結婚挨拶の次は【両家顔合わせ】をする場合が多くあります。
挨拶の後はすぐに顔合せをするケースもあるので、挨拶に行くタイミングから顔合わせのことを把握しておくと良いでしょう。
顔合せについて気になる方は、無料でダウンロードできる「結納・顔合わせBook」をチェックしておくことがおすすめ。
顔合せとはどのようなことをする場なのか、事前準備が必要なこと、結婚挨拶で確認しておくと安心なこと等が記載されており、必要事項を入力するとメールで自動で届きます。
事前準備をしっかりして、賢く結婚挨拶~顔合せまでを行いましょう!
【必見】結婚挨拶当日のマナー
ついに結婚挨拶当日です!
相手のご両親にしっかり結婚を認めてもらうためにも、ひとりの大人としても、しっかりマナーを抑えて接したいものです。
訪問時~挨拶~帰宅後までのマナーをまとめているので、ぜひ新郎新婦で確認してから結婚挨拶に臨んでください。
訪問時
遅刻は厳禁なので少し早く着くよう行きましょう。
約束の時間ぴったり or 2~3分前にインターホンを鳴らすのがベストです。
また、携帯電話は必ず音が出ない設定にしておきましょう。
寒い日:コートは玄関に入る前で脱ぎ、きれいに畳んでおきましょう。
雨の日:笠はきれいに畳み、かばんや服が濡れていたら拭いた状態にしておきましょう。
玄関
現下院に上がる前に、簡単な自己紹介があるとスムーズです。
「こんにちは、〇〇と申します。本日はお時間をいただきありがとうございます」とあいさつをしたのち、
「お邪魔します」と声をかけてから上がります。
靴は家に上がってから向きを変え、玄関の隅に置いておくのがマナーです。
靴は脱ぐと内側も見えるので、外側だけでなく中敷きや内側も整えておきましょう。
家の中の座り方
ご両親に上座を進められるかもしれませんが、新郎新婦は下座に座るのがマナーです。
イスや座布団は、勧められてから使いましょう。
また、座る前に手土産を渡すことも忘れないように!
結婚報告の伝え方
いきなり結婚承諾の話題をすると驚かれてしまいます。
まずは全員が席についたら自己紹介から始めましょう。
歓談後、話が途切れたタイミングで男性から結婚挨拶の話を始めます。
タイミングを逃さないように注意しましょう!
無事に挨拶が済んでもそそくさと帰らず、しばらく談笑できると印象が良いです。
事前にいくつか話せる話題を用意しておくと話題に困らず安心です。
帰るとき
あまり長居しすぎるのもよくありません。
1時間半~2時間程度を目安に考えましょう。
食事は基本的には遠慮しますが、強く勧められた場合は素直にいただきましょう。
事前に食事についてもご両親と打合せができると良いですね。
※食事の手伝い
中にはキッチンに入られるのを好まないご両親もいらっしゃるので、お伺いを立ててから動くように心がけましょう。
帰宅後
帰宅時間にもよりますが、当日のうちにお礼の電話をしましょう。
遅い時間の場合は、翌日でもOKです。
2~3日以内にお礼状を出しておくと丁寧です。
お礼状については「結婚挨拶後のお礼状の基本|注意すべきポイントはどこ?」の記事をご覧ください。
結婚挨拶でのNGワード
結婚挨拶をする時に、気を付けたいNGワードを紹介します。
よくドラマや映画では使われていたりするワードもありますが、実際は気分を害してしまう場合も。
今回紹介する言葉は結婚挨拶の場では使わないようにする方がベターでしょう。
「結婚することに決めました!」
「結婚することに決めました」という表現は、「事後報告感」を与えてしまうのでNGです。
あくまでも結婚挨拶では、両家ご両親に新郎新婦の結婚を認めてもらうことが目的なので避けましょう。
「絶対に幸せにします!」
定番のセリフではありますが、「絶対」という言葉は無責任だととらえられてしまうことも。
謙虚で控えめな言葉を使いましょう。
「〇〇さんを僕にください!」
これもよくドラマで耳にするフレーズですね。
しかし、「娘をモノ扱いされている」と嫌な気持ちになるご両親もいます。
この表現も避ける方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
結婚挨拶は、結婚までに欠かせないイベントの一つです。
これからの新婚⽣活や結婚式準備などがスムーズ進められるように、しっかり両家のご両親にご挨拶をしましょう。
結婚挨拶で一番大事なことは、相手のご両親に誠意を伝えることです。
「ふたりでこれからの人生を歩んでいける」と両家のご両親に安心していただけるように、お互い協⼒をしながら準備を進めてくださいね!
基的なマナーをしっかりと押さえて自信を持って挑んでください。
結婚挨拶の次は【両家顔合わせ】です。
両家のご両親が集う貴重な機会になるので、有意義な時間にするためにも、事前に顔合わせとはどのようなことをするのか知っておくと安心です。
顔合せの基本・マナー・当日の流れについて知りたい方は、無料でダウンロードできる「結納・顔合わせまるわかりBook」をご覧ください!
下記のフォームから必要事項を登録すると、自動メールでWEB資料が手元に届きます。
結婚挨拶で両家ご両親に確認しておくと安心なポイントも記載しているので、挨拶前に顔合わせについても知っておくと安心ですね♪
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!