最近、少人数婚を希望するカップルが増えてきています。
人前に出て注目を浴びることが苦手な人や、親しい友達のみを招待したい人にとって、少人数婚はとてもおすすめです。
とはいえ、少人数婚であるゆえ、「気まずくなってしまわないか心配」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、少人数婚で気まずくならないための方法を紹介します!
少人数婚って気まずい?そう思われる理由
少人数婚は大人数の結婚式とは違い、気まずくなってしまう場合もあるようです。
まずは、なぜ「気まずい」と思われてしまうのか見ていきましょう。
会場が閑散とする場合がある
少人数婚はゲストの人数が少ないため、選ぶことができる会場が限られてしまいます。
チャペルや披露宴会場は、大人数を対象としたところばかりで、少人数婚向きでない場合が多いのです。
仮に、お気に入りのチャペルで結婚式を挙げられたとしても、大きい会場に少ない人数だと、ゲストに寂しい印象を与えてしまいます。
ゲストの人数と会場の広さが程良いと、人数が少なくても会場が閑散とすることはありません。
ふたりの希望で大きな会場を選ぶのであれば、がらんとした雰囲気にならないように、会場の飾りつけやテーブルの配置などの工夫が必要です。
盛り上がりにかける
料理や演出は、結婚式を盛り上げるための大切なポイントです。
費用をかければゲストに喜んでもらえる料理を提供できるでしょう。
しかし、結婚式の費用を抑えるために少人数婚を選んだ場合、食事会の料理や演出にかかる費用を節約しすぎて間がもたなくなってしまうケースもあるようです。
特に、少人数婚はゲストの人数が限られているため、ご祝儀が少ない場合が多いでしょう。
ご祝儀から料理などの費用を補うことが難しいと、新郎新婦の自己負担になってしまいます。
そのために費用をかけないように節約すると、必然的にクオリティは下がります。
質素な料理になってしまうと、料理を楽しみにしていたゲストはがっかりして、盛り上がりに欠けてしまうでしょう。
何を話して良いかわからない
両家の顔合わせ以外に、両家の親族同士が顔を合わせるのはほとんど初めてなので、会話が盛り上がらないこともあるでしょう。
すぐに会話が途切れたり、沈黙が続いたりすると気まずくなってしまいます。
お互いに人見知りで共通点がなければ、会話も弾みません。
気を遣いながら話そうとすると、ギクシャクしてしまうこともあるでしょう。
少人数婚ならお互いの家族と仲が育めるメリットがある!
少人数婚は、大人数の結婚式よりも、新郎新婦との距離の近さが魅力です。
ここでは少人数婚のメリットについて紹介します!
新郎新婦も料理を楽しむことができる
大人数の結婚式と比べて少人数婚では、イベントが少ないのでゆっくり食事を楽しむことができます。
大きい披露宴では、新郎新婦はお色直しやあいさつ回り、キャンドルサービス、ケーキ入刀などでゆっくり食事をすることができません。
歓談中でも新郎新婦はゲストへの気配りが必要なので、食事を取るタイミングがはかりにくいものです。
少人数婚では、少人数なので全体を見渡すことができ、その分余裕ができます。
もちろん、演出内容によって全て食べられない可能性もありますが、ゲストと一緒に食事が楽しめるのは、少人数婚のメリットといえるでしょう。
コミュニケーションがとりやすい
親族とのコミュニケーションがとりやすく、感謝の気持ちをしっかりと伝えられるのも、少人数婚のメリットです。
大人数の結婚式では多くのゲストと話すことになるため、親族とゆっくり話す時間が取れず、挨拶程度になってしまうこともあるでしょう。
少人数婚であれば、時間をたくさん使えるので、ひとりずつ丁寧に対応できます。
長テーブルを一卓にすれば、新郎新婦と同じテーブルを囲むこともできて、アットホームな雰囲気で会話を楽しめますね!
丸テーブルや複数テーブルになっていた場合でも、少人数なのでテーブル数も多くありません。
全てのテーブルを回っても、コミュニケーションが取りやすくなります。
親族同士もコミュニケーションがとりやすいので、一体感が生まれるでしょう。
コミュニケーションの場が増えることで、お互いの親族同士の仲も深めやすくなります♪
少人数婚で気まずくならないための3つの工夫
お互いの親族の仲が育めるメリットがあっても、気まずくなってしまわないか気になることもあるでしょう。
そこで、少人数婚で気まずい空気にならないための3つの工夫をお伝えします。
1.節約に走りすぎない
料理や衣装は節約しすぎず、こだわりをもって選ぶようにしましょう。
費用を節約しすぎてしまうと、気まずい空気が流れてしまうかもしれません。
ゲストにとって、結婚式の料理は楽しみのひとつです。
料理がおいしければ場が和んで会話も弾むでしょう。
しかし、節約するために料理のランクを下げてしまうと、結婚式全体の印象も悪くなってしまう場合があります。
料理にはおもてなしの意味もあるため、こだわりをもって選びましょう。
また、衣装は良いものを選ぶことも大切です。
ウエディングドレスは安いものから高いものまであり、節約することもできますが、ウエディングドレスが豪華なら、それだけでゲストが盛り上がります。
そのため、主役の新郎新婦、特に新婦のウエディングドレスは、費用で妥協しないことが大事です。
2.演出に凝る
気まずくならないようにするためには、ただ食事会をするだけではなく、少人数だからこそ演出を入れてメリハリをつけることがポイントです。
定番の生い立ちムービーは、少人数婚向けの感謝のメッセージなどを入れながら作ると、喜んでもらえるでしょう。
ゲストと一緒に写っている写真を選ぶと共感が生まれ、会話も弾みやすくなります!
もし、親族に小さな子どもがいる場合は、フラワーガールやリングボーイをお願いするのもおすすめです♪
フラワーガールは、バージンロードの上に花びらをまきながら花嫁の進む道をアシストします。
リングボーイは、結婚指輪をリングピローに乗せて運ぶ役割があります。
小さな子どもたちの姿は、ゲストにも微笑ましく映り、会場が和やかな雰囲気に包まれること間違いなし!
ほかにも、ケーキカットやファーストバイト、お色直しなど、ゲストに楽しんでもらえる演出を取り入れると良いでしょう。
ただし、大人数の結婚式であるような演出は避けた方が無難です。
フラワーシャワーやバルーンなどの華やかな演出は、親族だけの少人数だとあまり盛り上がらない可能性があります。
少人数婚では、華やかさよりも温かみを大切にするとうまくいきます。
3.親族だけの結婚式ならではのプログラムを入れる
少人数婚のメリットを活かしたプログラムを入れると、気まずさを回避できます。
たとえば、親族紹介で出席してくれた親族を一人ひとり簡単なエピソード付きで紹介するなどです。
少人数だからこそ、ゲストに向けてしっかりと親族紹介ができるため、会話のきっかけ作りになったり、お互いの親族を知る良い機会になったりします。
また、新郎新婦が親族の席を回ってコミュニケーションをとることで、気まずくならずに済むでしょう。
大きい披露宴だと、新郎新婦と親族のコミュニケーションがとりにくいものです。
親族のみなら人数が少ないので、新郎新婦が一人ひとりの席を回って写真撮影などができます。
少人数なので、写真撮影のためにゲストを待たせることもありません。
好きなタイミングで写真撮影ができるので、集合写真以外に思い出の写真をたくさん撮影することができます。
まとめ
少人数婚は、ゲストの人数が少なくアットホームな雰囲気が作れます。
会場選びや演出、料理などを工夫することで、気まずくならずに済むでしょう。
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今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!