待ちに待った彼との結婚が決まると、次にやるべきなのは結婚式の準備です。
しかし、結婚式をあげたいと思っているものの、何からはじめれば良いのか分からないと悩むカップルも少なくないのではないでしょうか?
今回は、結婚式をあげたいと考えているカップルのために、何から準備をはじめると良いのか、いくらくらいの費用が必要になるのかという点について解説します。
結婚式をあげたいけど何からはじめれば良い?
結婚式をあげたいと望んでいるカップルがやるべきことは、たくさんあります。何をやるべきなのかということをきちんと理解して、効率良く準備を行っていくようにしましょう。
そのためには、何をやるべきかだけでなく、何からはじめるべきかを知っておくことが必要です。
以下の順番で準備をしていきましょう。
費用を決める
まず、決めるべきなのは結婚式にかかる費用。これを決めずに、結婚式場選びや衣装選びからスタートしてしまうと、後になってお金が全然足りないということになりかねません。
そのため、最初からプランを練り直さなければならないということにもなってしまうでしょう。
なので、最初にいくらくらいまでの費用で結婚式を挙げるか、だいたいの費用の目安を決めておくことは大切です。
結婚式の費用は、2人の貯蓄とご祝儀で賄うのが基本です。
これから一緒になる2人なので、この機会に、それぞれの貯蓄について正直に話し合っておきましょう。その上で、ご祝儀でいくらくらいプラスできるかも試算しておきます。
ご祝儀は、だいたい1人3万円が目安なので、それを基準に人数分で計算してみましょう。たとえば、結婚式に100人出席する見込みがあれば、3万円×100人で300万円という風に。
ご祝儀と2人の貯蓄額の合計額で賄える結婚式にするのが理想です。
もしも2人の両親から援助してもらえるようであれば、その金額もプラスすることができます。
日取りを決める
次に決めるべきなのは、結婚式の日取りです。
いきなり「何月何日に結婚式をあげたい?」と2人で話し合っても、思うように話が進まない可能性が高いので、まずはどの季節にあげたいか大まかに決めると良いでしょう。
春にあげたいか、夏がいいか、それとも、秋か、冬かを決めると、日取りも決めやすいものです。
たとえば、春と決めたら、「では、何月にする?」「3月は忙しいから、4月に入って少し落ち着いたくらいが良いかな?」「でも、4月の後半はゴールデンウィークもあるし、避けたほうがいいかも・・・」などと、候補日を絞りやすくなるでしょう。
季節によって、結婚式のデコレーションや演出などは変わるものです。結婚式を挙げる季節を決めておくと、その季節に合わせた結婚式の演出などを考えることができるというメリットもあります。
結婚式の日取りを決めるほかの方法として、2人の記念日を選ぶということもできます。
2人が交際をスタートさせた日やプロポーズの日など、お互いの記念となる日を結婚式の日付として選ぶことができるでしょう。
式場を決める
結婚式にかけるだいたいの費用、そして日取りを決めたら、いよいよ式場を決めます。
まずは、どこで結婚式をあげたいか、話し合いましょう。2人の地元が同じであれば、地元であげるということもできますし、2人の地元が別々なら片方の地元であげることもできます。
もしくは、地元であるかどうかに関係なく、2人にとっての思い出の場所を選ぶこともできるでしょう。また、「ここであげたい!」という憧れの結婚式場があれば、それも候補にすることができるかもしれません。
最近は、国内外のリゾート地での結婚式も人気です。ハネムーンの場所も兼ねて、そのようなリゾート地での結婚式を選ぶこともできます。
結婚式場は2人の希望で決めることができるものですが、ある程度決まったら双方の両親にも相談するのがおすすめです。親戚にご年配の方がいるから、できるだけ近いほうが良いなどといった希望があるかもしれません。
特に結婚式のための費用を援助してもらうようであれば、両親の意向も考慮した式場選びが大切になります。
結婚式場選びがスムーズにいかない場合は、ウエディングフェスに参加してみてはいかがですか?
ウエディングフェスは、結婚を考えているカップルのための体験型のブライダルイベントです。結婚式場の見学をすることができるだけでなく、ドレスを試着したり、ヘアセットを体験したり、ウエディングメニューを試食したりすることができます。
結婚式当日の様子をリアルにイメージすることができるので、結婚式場を決めるヒントも得られることでしょう。
カップルでデートがてら行くのも良いですし、それが難しいようであれば1人でも参加は可能です。気軽に参加してみましょう!
※5月11日追記。結婚式準備おける新型コロナウイルスの影響
新型コロナウイルスの影響にて、開催予定だった数多くのウエディングフェスが中止となっております。
ブラフェス、はんなり和フェス、ゼクシィフェスタ、ウエディングマルシェなど、多くの人が集まる人気イベントは軒並み中止となってしまいました。
ですが、新型コロナウイルスの影響を受けて、ウエディング業界もオンライン化が進み、最近ではオンラインイベントも開催されるようになりました。
会場の比較、相談や式場見学のLIVE配信なども行われるため、これから結婚式準備を始めたい方にはオススメです。
直近で開催されるオンラインのウエディングフェスはこちら
また、結婚式場選びの相談などもオンライン上で行うことが可能となっています。
VMGオンライン式場相談では、京都・大阪・神戸・東京の結婚式場について相談が可能となっています。
予算や式場の相談に加え、360度ビューで会場を見ることもできるため、結婚式の検討段階を進めたい方はこちらに参加するのがオススメです。
ゲストの人数を決める
結婚式に呼ぶべき人、また呼びたい人をリストアップしましょう。家族と親しい友人だけの式にするのか、それとも親族や仕事関係の人も入れるのか、話し合って決めるようにします。
どこで結婚式をあげるかによっても、ゲストの人数は変わってくることでしょう。
たとえば、地元で結婚式をあげると決めた場合は、親族や友人すべてを呼ぶことはできても、職場から遠いようであれば仕事関係の人を呼ぶことはできないかもしれません。
しかし、ハワイなど海外のリゾート地での結婚式の場合は、家族のみ、もしくは家族と親しい友人だけの少人数になるでしょう。
誰を呼ぶかリストアップして、その上で何人規模の結婚式にするか人数を決めるようにします。場合によっては、呼びたいと思う人すべてを呼ぶのは現実的ではないかもしれません。
結婚式をあげたい!けど費用が不安
結婚式をあげたいけれど、費用が気になるという人は少なくありません。
結婚式にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか?
結婚式をできるだけ安くあげるための方法はあるのでしょうか?
みていきましょう。
結婚式にはどれくらいかかる?
結婚式の費用のだいたいの相場は、300万円~400万円です。
もちろん、どこで結婚式を挙げるか、何人規模の結婚式にするか、どんな演出にするかなどで費用は変化しますが、一般的にはそれくらいの費用がかかると思っておきましょう。
大まかな内訳は、以下のとおりです。
・料理・飲物代
総額 120万円前後
(1名当たり2万円弱)
・会場費
総額 55万円前後
(会場使用料 30万円前後)
(司会者 7万円~)
(挙式料 12万円前後)
(音響・照明 6万円前後)
・装花代
総額 20万円弱
・衣装代
総額 90万円前後
(新郎 タキシード 10万円~)
(新郎 紋服 10万円前後)
(新婦 ウエディングドレス 25万円前後)
(新婦 カラードレス 25万円前後)
(新婦 白無垢 15万円前後)
(新婦 ヘアメイク 5万円前後)
※どの衣装を選ぶか、何着選ぶかで大きく変わります。
・印刷代
総額 6万円弱
(招待状 18,000円前後)
(席次表 27,000円前後)
(席札 14,000円前後)
・写真・映像
総額 27万円前後
(集合写真 2万円前後)
(スナップ写真アルバム 10万円弱)
(エンドロール 10万円前後)
(プロフィールムービー 5万円前後)
・演出費
総額 10万円前後
・引出物
総額 40万円前後
(引出物 1名当たり5,500円前後)
(引菓子 1名当たり1,300円前後)
(ペーパーバック 1名当たり 300円前後)
安くで結婚式をあげることはできる?
一般的に結婚式に必要とされる費用は、300万円~400万円ですが、そんなには出せない!というカップルもいることでしょう。
創意工夫を凝らせば、結婚式をできるだけ安くあげたいという願いを叶えることは可能です。
たとえば、結婚式場によって費用は違うので、複数の結婚式場に見積もりを出してもらって、比較すると良いでしょう。複数の結婚式場に見積もりを出してもらうと、値段の交渉もやりやすいのでおすすめです。
結婚式場によってはお得なプランを用意しているところもあるので、そういうところを探すこともできます。
また、春や秋などのハイシーズンを避けて、夏や冬などのオフシーズンを選ぶのもひとつの方法。人気のないシーズンだと、割引プランが用意されていることも少なくないからです。
少人数の結婚式にすると、会場費用や食事や飲物などの費用を抑えることができますから、少人数にすることができるかどうか考えてみることもできるでしょう。
まとめ
結婚式は、これから夫婦として共に歩む2人にとって、大切な日です。その日を最高の1日にするためには、結婚が決まったら段取り良く準備に取りかかりましょう。
これから結婚式をあげたい!という2人が、準備万端で結婚式を迎えることができますように。