おふたりの結婚の意思が固まったら、次にすべきは両家の顔合わせです。
これから末永くお付き合いするご両親なので、髪型や身だしなみを整えて、良い印象をもってもらいましょう。
今回は、両家の顔合わせをするときにふさわしい女性の髪型を紹介します。
あわせて、髪型にマッチする服装のコーディネートも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
両家顔合わせの髪型を決めるときのポイント
両家の顔合わせは、結婚が決まってから、正式に相手のご両親に紹介してもらう重要なイベントです。
おしゃれをして、できるだけ良い印象をもって欲しいと思う方は多いのではないでしょうか。
しかし、ご両親世代に最先端のメイクや髪型を受け入れてもらえるのかは、事前に考えておかなければなりません。
まずは、顔合わせにふさわしい髪型を決めるポイントを紹介します。
流行や美しさよりも「良いお嫁さん」らしさをアピールしていきましょう。
清潔感のある髪型にする
顔合わせでの髪型は、おしゃれさよりも清潔感を重視するのが正解です。
長い髪をそのままにするとだらしない印象を与えるため、前髪を上げたりサイドをピンで止めたりして、すっきりとまとめましょう。
顔合わせでは、何度も挨拶を交わします。
髪の毛をまとめておけばお辞儀をするときに顔が隠れることなく、しっかりと相手のご両親に自分を印象づけられます。
ご両親と一緒に食事をするときにも、髪の毛が邪魔になりません。
食事中に髪を触るのはマナー違反と考える方は多いので、髪の毛をまとめると会食をともなう顔合わせにふさわしい装いになり、好感度アップが期待できます。
会場の雰囲気に合わせる
顔合わせを行う会場の雰囲気に合った髪型かどうかも、チェックしましょう。
相手のご両親から「常識がない」とネガティブな印象を与えないよう、TPOを意識することは大切です。
格式のあるホテルレストランとカジュアルなレストランでは、選ぶべき装いが変わってきます。
料亭でドレッシーな髪型をすると雰囲気を損ねてしまい、逆にカジュアルなレストランでフォーマルな装いをするとまわりから浮いてしまいます。
ホテルや料亭ではフォーマルな髪型を、カジュアルなレストランでは清潔感のある髪型を意識すると良いでしょう。
派手さや華やかさは控えめにする
顔合わせでは派手さや華やかさを抑えて、清楚さ、上品さを優先するのが大事です。
個性的な装いより調和するスタイルを心掛けましょう。
髪の毛のボリュームを出しすぎたり、派手な髪留めを使ったりするのは控えてください。
髪留めを使う場合は、華奢でエレガントなデザインのものがおすすめです。
パステルカラーを使うと雰囲気がやわらかくなり、清楚な感じに仕上ります。
艶感をだすワックスやオイルを使って、上品にまとめましょう。
「せっかくならきれいな自分をみて欲しい」という気持ちが湧いてくるかもしれません。
しかし、派手すぎる装いはご両親に不安を与えやすいので、気をつけましょう。
セルフでできる!両家顔合わせにおすすめの髪型を紹介!
顔合わせのとき、自分で髪型を整えたいと考える方は多いですよね。
結婚式ほどかしこまる必要はないので、セルフでも十分きれいな髪型は作れます。
ここからは、髪の毛の長さにあわせたおすすめの髪型をみていきましょう。
簡単にできるので、デートにもぜひ活用してください。
ロングの人におすすめ!ローポニーテール
肩よりも下のロングスタイルなら、低い位置にまとめるローポニーテールがおすすめです。
ポニーテールは、高く結ぶと元気な印象でフォーマルには向かないものの、後頭部の下でまとめると上品さや清潔感が生まれ、落ち着いた印象にまとまります。
ローポニーテールから髪を巻いてアレンジしたり、編み込みをいれたりしても良いでしょう。
華やかさがプラスされ、ワンピースにもよく合います。
ご両親世代からは「髪が乱れてだらしない」と受け取られがちなので、トップを引きだして崩しすぎるのはNGです。
顔合わせでは、髪の毛をきっちりまとめる万人向けのスタイルを選びましょう。
ロングやミディアムの人におすすめ!シニヨン
ローポニーテールにする長さがあるなら、そのままサイドや後頭部で丸めて、シニヨンにするのもおすすめです。
すっきりまとまり、落ちついた印象になるので和装にも似合うでしょう。
ルーズに崩したシニヨンがトレンドでも、顔合わせでは、かっちりとまとめることが大事です。
ゆるいおしゃれさより、落ち着いた雰囲気のほうがご両親に好まれるでしょう。
ミディアムやボブの人におすすめ!ハーフアップ
ミディアムやボブなら、サイドの髪をすっきりまとめるハーフアップがおすすめです。
幅広い世代に人気がある髪型で、食事中に髪の毛が邪魔になりません。
ハーフアップは髪をねじって留めたり巻いたりと、アレンジの幅が広いのも魅力でしょう。
顔合わせでは清潔感を重視してサイドの後れ毛は作らず、しっかりまとめてください。
ショートやボブの人におすすめ!簡単耳掛けスタイル
元気に見えるショートやボブの髪型は、耳に掛けるだけでもエレガントに決まります。
顔や首周りの輪郭が美しく見え、清潔感や清楚感も醸しだすので、ぜひ試してみてください。
基本的に、ショートやボブはそのままでも髪型として完成しています。
ですが、サイドの髪の毛を耳に掛けるときちんと整えた感が強調でき、顔合わせやフォーマルな席にふさわしい印象になるでしょう。
両家顔合わせの服装を決めるポイント
髪型を決めるときは、服装とあわせたトータルなコーディネートも必要です。
周囲の雰囲気に合わせたマナーを守りつつ、服とのバランスも考慮してください。
ここからは、髪型に合わせた服装選びのポイントを紹介します。
両家のテイストを合わせる
顔合わせて両家が集まったときに、両親の装いに差が出るとお互いに気まずい思いをしてしまいます。
和装か洋装か、フォーマルかカジュアルかは、あらかじめ両家で共有しておきましょう。
カジュアルな顔合わせを予定していたのに、どちらかの母親だけが着物だと浮いてしまいます。
当日になって会場で慌てないためにも、事前にしっかりと打ち合わせすることが必要です。
洋装の場合ならワンピースやスーツを着る
洋装なら、ワンピースやスーツがおすすめです。
ホテルのレストランはもちろん、和風の料亭にも合う万能のスタイルで、会場の雰囲気に合わせやすいでしょう。
ワンピースはやわらかく、女性らしい雰囲気の演出にぴったりです。
顔合わせでは立ったり座ったりが多いため、膝よりも下のスカート丈を選ぶと良いでしょう。
大きな柄よりも、小さな花柄や無地のほうが、上品でエレガントにまとまります。
落ち着いた雰囲気の会場を使う場合はシックなものを、明るい雰囲気なら適度に華やかなワンピースがおすすめ。
顔合わせはおめでたい席なので、黒や紺のビジネススーツは避けましょう。
白、ピンク、ベージュ、ライトグリーンといった、柔らかくて明るい色で女性らしさを演出してください。
和装なら略礼装にする
顔合わせはおめでたい席なので、和装を選ぶのもアリです。
和装なら訪問着、色無地紋付、色留袖といった、略礼装を選ぶと良いでしょう。
色留袖は本来既婚女性が着るものですが、最近は未婚で着用しても問題ないとされています。
セミフォーマルなスタイルなので、固くなりすぎず、少しカジュアルな会場にもマッチします。
高級なホテルや料亭を使う場合は、振袖を着てもOKです。
ただし、事前に打ち合わせをしておくと安心です。
まとめ
顔合わせで相手のご両親に良い印象をもってもらいたいという気持ちから、髪型や服装には悩んでしまいますよね。
髪型は、身だしなみを整えるうえで重要なポイントです。
おしゃれさよりも清潔感を意識して、上品にまとめましょう。
顔合わせの髪型や服装で悩んだら、「顔合わせマルシェ」を活用してください。
顔合わせに関連するマナーやご両親からの好感度を上げるポイントなど、豊富なコンテンツを紹介しています。
どうぞお気軽にご相談ください。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!