結婚が決まったら、お互いの両親へ結婚の挨拶を行います。
結婚の挨拶をどのように行ったらいいのか、悩むカップルも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、男性が両親へ結婚の挨拶をするときのマナーを中心に、気をつけたいことや準備すべきものなどを解説します。
結婚の挨拶の流れ
両親に結婚の挨拶をする前には、いくつか行っておくべきことがあります。
どのようなことを行っておくべきなのか、流れを見てみましょう。
まずは自分の両親へ報告
最初に、男性、女性ともに自分の両親へ結婚の報告をします。
遠方に住んでいるのであれば、メールなどではなく、できるだけ電話で伝えた方が良いです。
このとき、言い方には十分に注意しましょう。
唐突に「結婚する」と伝えると両親が驚いてしまうため、「結婚したい人がいる」「会ってもらいたい」などと言うと良いでしょう。
同時に、女性の年齢や性格、職業など、女性の情報について少し伝えておくと良いです。
すでに、両親と結婚相手が会ったことがある場合でも、改めて報告するようにしましょう。
その際には、「プロポーズをしてOKをもらい、挨拶に来るので会って欲しい」という内容を伝えることが大切です。
女性の実家に挨拶に行く
自分の両親へ報告したら、次は女性の実家へ挨拶に行きます。
親世代は挨拶の順番を重要としていることが多いです。
男性が婿養子に入る場合は、先に男性の親へ挨拶に行くケースもありますが、一般的には女性の両親へ先に挨拶に行きます。
その後男性の両親に挨拶をすると安心です。
挨拶に行く時期は、結婚を決めてから1か月程度を目安とすると良いでしょう。
訪問する時間帯は、親が食事の心配をしなくてもいいように、午後を選択するのが無難です。
できれば、訪問したい日の2週間前くらいから、予定を決めておくようにしましょう。
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結婚の挨拶の前に男性が準備しておくと良いこと
結婚の挨拶をするときは、いくつか準備しておくべきことがあります。
挨拶当日に慌てることのないよう、しっかり準備しておきましょう。
手土産を持参する
挨拶の場に、必ず手土産を持参しなくてはいけないという決まりはありません。
しかし、親睦を深める意味合いや、これからの長いお付き合いをスムーズにはじめるなどの目的から、手土産を持参した方が良いでしょう。
実際に、ほとんどの方が挨拶の場面に手土産を持参しています。
ここで、おすすめの手土産を紹介しましょう。
・どら焼き
・最中
・カステラ
・バームクーヘン
・フィナンシェ
・ゼリー
どれも喜ばれやすい定番のお菓子ですが、手土産を選ぶ際のポイントは相手の両親が好きな食べ物をリサーチしておくことです。
洋菓子か和菓子のどちらを選ぶかは、両親の好みによって決めましょう。
地元の銘菓や特産品などを選ぶと、話題づくりになります。
家族の人数や年齢などを考慮することも大切です。
予算は3,000円から5,000円程度が目安で、日もちがする食べ物を選びます。
当日、両親の家に向かう途中で購入するのではなく、事前に購入しておきましょう。
手土産を渡すタイミングは、部屋に案内され最初の挨拶をした後です。
紙袋に入っていたり、風呂敷に包まれたりしている場合は、手土産を取り出してから渡しましょう。
渡すときには、「お気に召すと嬉しいのですが…」「お好きと伺ったので…」「評判とお聞きしたので…」などと一言付け加えると、印象の良い渡し方となります。
「つまらないものですが…」は、つまらないものを渡すのかと誤解を招いてしまいますので、控えましょう。
質問への答えも準備しておく
結婚挨拶の際に、よく聞かれる質問があります。
当日になって慌てることのないように、今後の生活を見据えながら事前に回答を準備しておきましょう。
次のような質問をされることが多いようです。
・家族構成
・仕事(仕事内容・転勤の有無・給与面など)
・趣味
・将来のこと(顔合わせ・入籍・結婚式の時期など)
これらの質問について、考えていることを正直に話しましょう。
入籍や結婚式の時期について、結婚挨拶の時点で確定していない場合は、相談をしてから決めたいと前向きに伝えると好印象です。
ただ、結婚式を挙げずに入籍だけする予定であったり、海外での挙式を検討したりしている場合は、挨拶の時点で希望を伝えておくと良いでしょう。
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結婚の挨拶に行くときの男性の服装
結婚の挨拶に行くときには、女性側の両親に「娘を任せられる」という安心感をもってもらえるように、男性も服装に気をつかわなければいけません。
服装によって、頼りがいや誠実といった好印象をもってもらうことができます。
服装の基本はスーツであり、色はグレーやネイビーなどのシックなものが適しています。
どうしてもスーツが準備できない場合や、両親と何度か面識がある場合、カジュアルな服装で良いと言われた場合などは、上下がセットではないジャケット(または襟付きのシャツ)とパンツの着用でも問題ありません。
服にシワや汚れがないかどうか、着用前にきちんと確認しましょう。
髭がある場合は、きちんと剃るかしっかり整えて、失礼がないようにしましょう。
髪の毛の色が明るめである場合は、できるだけ暗めに染めておくと安心です。
結婚挨拶の場面は、おしゃれをする場所ではありません。
相手の親に安心して結婚を承諾してもらうため、清潔感のある服装を心がけましょう。
結婚挨拶後は本格的に結婚準備をしよう!
結婚の挨拶がおわり、親から無事に承諾を得たら、いよいよ本格的に結婚に向けて準備をはじめることになります。
結婚にはさまざまな準備が必要ですが、結婚式を挙げるのであれば、結婚式のための準備も早めにはじめる必要があります。
計画を立て、こまめに連絡を取り合いながら進めていきましょう。
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まとめ
親への結婚挨拶は、その後の両家の関係性を大きく左右する大事な場面です。
ここで紹介した内容を参考にしながら、スムーズな挨拶を行い、結婚に向けた良いスタートをきれるように、しっかりと準備を進めていきましょう。
今回はここまで。 最後までお読みいただきありがとうございました!