交際期間が2年目を迎えるころになると、結婚を意識する人も多いのではないでしょうか。
しかし、彼氏がなかなかプロポーズをしてくれなかったら、
このままお付き合いを続けていってもいいのだろうかと不安になってしまいますよね。
結婚するなら彼しかいないと思ったら、彼にプロポーズしてもらえるように上手にアピールしましょう。
この記事では、彼氏がなかなかプロポーズしてくれない理由や、彼氏にプロポーズしてもらうためのポイントをご紹介します。
目次
彼にプロポーズして欲しい!なぜうまくいかないの?
男女の考え方のズレは、タイミングのミスマッチを引き起こすことがあります。
彼にプロポーズして欲しいのになかなかうまくいかないときは、以下のポイントを確認してみましょう。
交際からプロポーズまでの期間はさまざま
付き合って間もないときにプロポーズをする人もいれば、お互いのことを理解してからプロポーズする人もいます。
なかには、5年、10年以上付き合ってからプロポーズに至る人もいるようです。
プロポーズまでの期間はさまざまですが、交際1~2年程度でプロポーズまで進むカップルが多いといわれています。
ただし、あくまでも平均的な考えのため、結婚に至るタイミングは個々で異なります。
男性が交際中に結婚を意識していたとしても、様子をうかがっていることもあるでしょう。
男性は結婚に自信があると判断したときに、プロポーズをすることがあるようです。
とはいえ、プロポーズまでの期間を周りと比べる必要はありません。
プロポーズまでの期間ではなく、2人のタイミングがあうときがベストタイミングです。
余計な心配をしないために、数値は参考程度にとどめておきましょう。
男女では理想の結婚年齢と考え方が違う
男女で理想の結婚年齢が異なることをご存じですか。
女性は結婚したくても、男性はその気にならないことがあります。
国立社会保障・人口問題研究所の資料によると、
18~34歳の女性が理想とする結婚年齢は28.6歳で、男性は30.4歳と表記されています。
近年では晩婚化により初産の平均年齢が高まっていますが、
女性は出産育児を見据えて自分のタイムリミットを設定する人が多いようです。
一方、男性の場合は、生理的なタイムリミットを意識していないため、
結婚に対する意識が漠然としています。
男性は家族計画よりも、収入の目処が立ってようやく結婚を意識するようです。
そのため、理想の結婚年齢には男女間で約2歳の差がみられます。
理想の結婚年齢についても、プロポーズまでの期間と同様に、あくまでも目安として捉えることが大切です。
出典:「現代日本の結婚と出産─ 第15回出生動向基本調査(独身者調査ならびに夫婦調査)報告書─ 」(国立社会保障・人口問題研究所)
理解したい!男性の結婚に対する考え方
男性にとってプロポーズとは、大きな覚悟が必要なものです。
どのようなきっかけで結婚を意識しプロポーズするのか。
逆に、どのような状態のときはプロポーズしないのか。
男性がプロポーズをするとき、しないときの心理をそれぞれご紹介します。
男性がプロポーズを意識しはじめるきっかけは?
男性がプロポーズをしようと決意する最大のきっかけは、「彼女とこの先も一緒にいたい」と思えたときでしょう。
彼女とこの先も一緒にいたいと感じるきっかけには、以下のようなものがあります。
・価値観が合う、一緒にいると楽しい
・料理が上手い
・癒される、疲れがとれる
・サポートしてもらえる
・仕事をがんばろうと思える
このような思いが強くなると、男性は結婚を意識しはじめます。しかし男性は、彼女と一緒にいたいという思いだけでは結婚を決意できません。
いまは共働きカップルが増えていますが、一般的には男性が多く稼いで奥さんを養うスタイルの夫婦が多いでしょう。
そのため、収入が安定しないうちは結婚に踏み切ることができないのです。
会社での立場や収入が安定し、この先もこの仕事でやっていけると確信できたとき、彼女にプロポーズしたいと考えられるようになるのです。
男性は女性ほど周りから結婚をせかされることがありません。
しかし、30代を過ぎたころから急に結婚をせかされることがあります。
さらに、周りの友人たちが結婚して子供を育てている姿を見たときにも結婚を意識するようになり、彼女にプロポーズしたいと考えるようになるのです。
遊び足りない?仕事が忙しい?男性がプロポーズを渋る理由
彼氏がなかなかプロポーズしてくれないとき、残念ながら結婚願望がまだないケースが多くみられます。
男性に結婚願望がまだないとき、以下の心理状態が考えられます。
・もっと遊びたい
・まだ自由でいたい
・もう少し仕事が落ち着いてから
このような心理状態のときは、結婚したいという気持ちにはなれないでしょう。
また、金銭的な不安を抱えている場合も結婚に踏み切ることができません。
なぜなら、男性は多くの収入を得て女性を養いたいと考えているからです。
そのため、以下のような状況のときは、プロポーズできない場合が多いでしょう。
・仕事を転職したばかり
・奨学金やローンなどの借金がある
・持病がある
金銭的な不安もなく、自分と一緒にいたいと考えてくれている彼氏がプロポーズをしてくれないときは、
プロポーズのタイミングをつかめないだけかもしれません。
長く付き合っているカップルや同棲しているカップルなど、
結婚しても現在の生活スタイルとほとんど変わらない場合、プロポーズのきっかけを探している人もいるようです。
彼にプロポーズを促す対処法3つ
彼からプロポーズをしてもらえる気配はないけれども、女性側としてはあまり時間をかけずにプロポーズしてもらいたいですよね。
子供を産める年齢には限りがありますし、ご自身が考えているライフプランもあります。
未来のない相手とのお付き合いは避けたいのが本音です。
彼にプロポーズしてもらうためには、女性側ができるアプローチにはどのようなものがあるのでしょうか。
彼にプロポーズをしてもらうための方法をご紹介します。
結婚のメリットをしっかりアピールする
結婚はレジャーではなく毎日の生活の積み重ねです。
付き合っているときはお互い良い部分しか見ることができません。
しかし結婚すれば、協力しながら家事や掃除など家のことをしていく必要があります。
この人とずっと一緒にいたいなと思ってもらうためには、家事をきちんとできることをアピールしましょう。
・冷蔵庫にある食材でさっとご飯が作れる
・まめに掃除ができる
・金銭的な管理をしっかりできる
など、家庭的な面をどんどんアピールしていきましょう。
また、彼が落ち込んでいるときや体調が悪いときは献身的にサポートしてください。
どんなに素敵な彼氏でも、仕事で落ち込んだり疲れて体調を崩したりしてしまうことがあります。
相手に甘えてばかりではなく、自分がしてあげられることを考えて、サポートしていきましょう。
さらに、メリットをアピールすることで男性の不安を取り除いてあげることも大切です。
上述したように「体調を崩してもフォローし合える」「居場所ができて安心感が得られる」など、結婚への前向きなイメージを伝えると、結婚に対する意識が変わるかもしれません。
あなたが自分を支えてくれていることがわかったとき、あなたとずっと一緒に生きていきたいと感じるようになるでしょう。
結婚に関心があることをさりげなく伝える
彼が結婚についてあまり意識しているそぶりが見られなければ、将来の話をすることで結婚に対して関心を持ちはじめるようになります。
自分にはまだ結婚は早いと考えている人でも、きっかけがあれば結婚したいと考えている人も多いです。
さりげなく将来の話をしてみてください。
また、プロポーズを待っていることをそれとなく伝えることも大切です。
自分はまだ結婚を考えていなかったけれども、彼女が結婚を考えていると知って結婚に向けて動き出したカップルもいます。
とはいえ、遠回しでは男性には伝わりにくいものです。
ときには、自分のタイミングを伝えてみるのも良いかもしれません。
例えば「30歳までに結婚できたらいいな」など、未来の話として希望をさりげなく盛り込むのがポイントです。
ただし、ストレートに「結婚したいと伝えるのは逆効果になるので控えてください。
また、彼からの結婚のサインを見逃さないことも大切です。
「一緒にいたがる」「家族の話をする」などは良い兆候です。
もし、プロポーズ前に彼から親に会ってほしいと言われたときは、
結婚を引き寄せるチャンスと思い快諾しましょう。
デートでウェディングフェスへいくのも選択肢のひとつ
結婚の話が出ているカップルであれば、デートでウェディングフェスへ出かけるのもおすすめです。
ウェディングフェスは基本的に無料なので、気軽に参加できますよ。
結婚が現実のものとして考えられなかった人も、模擬結婚式などに参加することで、
結婚が具体的にイメージできるようになるでしょう。
ただし、その気になれない彼を無理矢理連れていくのはNGです。
ウェディングフェスに嫌な思い出ができてしまうと、今後ウェディングフェスへ参加しようという思いが損なわれてしまうかもしれません。
結婚準備はふたりで進めていくものです。
ウェディングフェスに参加するときは、彼の気持ちを重視して誘うようにしましょう。
プレシャーをかけるのはNG!プロポーズしてほしいときの注意点
彼にプロポーズをしてもらうために、女性側がやってはいけないことがあります。
強引にプロポーズを迫らない
男性にとって、結婚は大きな覚悟を必要とする出来事です。
一人の女性を一生かけて幸せにしなければいけないわけですから、簡単に決められることではありません。
彼が真剣に考えているときに焦らせないように、結婚の話ばかりしないように気をつけてください。
何度も結婚を迫ってしまうと、逆にプレッシャーに感じてしまい、あなたの存在が負担になってしまう恐れがあります。
例えば、「仕事辞めようかな」という発言は、彼に経済的負担が増すことを暗示させてしまいます。
男性頼りで生活したいように見えてしまうので、彼の前では言わないようにしましょう。
また、結婚したいから仕事を辞めたいのか、仕事を辞めたいから結婚したいのか、どちらの気持ちが強いのか考えてみてください。
後者の場合は結婚が逃げ道と考えられるため、結婚後に壁が出てきた場合にこんなはずじゃなかったと思ってしまう場合もあるでしょう。
付き合いが浅い段階での「赤ちゃんほしいな」もNGです。
その気になっていない男性に警戒心を抱かせてしまいます。
子ども嫌いな男性の場合は逆効果になるので注意が必要です。
さらに、「子どもができた」とプロポーズを迫るのは、嘘だとわかると気まずくなってしまうため使わないようにしましょう。
男のプライドを傷つけない
また、彼にプロポーズしてもらえないからといって、彼を責めないように気をつけましょう。
プロポーズをしてもらえないのは、あなたとの結婚を真剣に考えているからこそ。
そんなとき、彼のプライドを傷つけてしまうと、あなたと一緒にいたいと思えなくなってしまいます。
彼が優しいからといっても、何を言ってもいいわけではありません。男性にも言われて傷つく言葉がありますし、大切にしているものもあるでしょう。
外堀を埋めるために他人を巻き込まない
プロポーズをしてほしいからといって、友人や家族から結婚をアピールさせて囲い込むのは考えものです。
ダブルデートのつもりが、いつの間にか結婚の話ばかりになっていたという状況では、彼自身の人間関係が悪くなってしまうこともあるでしょう。
まして偶然を装って家族に合わせるのはNGです。
彼の意思や心の準備を無視した一方的な行動は、自己中心的と思われてしまうかもしれません。
結婚したい気持ちを前面に出しすぎず、自然な形で彼からのプロポーズを待ちましょう。
彼の気持ちを広い心で受け止めることも大切
プロポーズをしてほしいときは、責めずに彼の気持ちに寄り添うことも大切です。
彼の立場になったつもりで客観的に考えられると、気持ちに余裕が生まれます。
もしかすると、彼はあなたを幸せにしたいと考えているものの、
「幸せにしてあげられなかったらどうしよう」と不安に感じているかもしれません。
経済的な理由からプロポーズに踏み切れないこともあるでしょう。
このように、プロポーズできない原因を探って2人で解決することで結婚へ近づけるかもしれません。
自分の人生設計の許せる範囲で、彼の心の準備ができるのを待つのも選択肢のひとつです。
彼がプロポーズを断られたらどうしようと躊躇しているようであれば、
女性からプロポーズするのも一歩を踏み出すきっかけになるでしょう。
まとめ
彼氏がプロポーズをしてくれないとき、彼氏の心理にはさまざまな事情をかかえています。
彼氏が結婚に踏み切れない理由があるのならば、一緒に乗り越えていきたいと伝えましょう。
結婚は夫婦で協力して乗り越えていく生活の連続です。
お互いが良いパートナーでいるための努力を惜しまず、結婚に向かって進められるように頑張ってください。
今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました!