愛の告白にふさわしいバラの花。
プロポーズを計画中の男性のなかには、彼女にバラの花束をプレゼントしたいと考えている人もいることでしょう。
しかし、バラの花束は本数や色で相手に伝えるメッセージが変わることをご存じでしょうか。
バラの本数や色ごとの意味を知ると、自分の気持ちを伝えるのにふさわしいバラの本数、色の花束を準備することができるでしょう。
プロポーズにおすすめのバラの本数

プロポーズにおすすめのバラの本数
バラの花束はその本数で意味が変わります。
そのなかには、プロポーズにこそ相応しい意味が含まれたものがあります。
プロポーズでバラの花束を渡したい男性は、プロポーズに込めたい想いの本数を選びましょう。
プロポーズにおすすめは「99本」と「108本」
プロポーズはカップルにとっての大きなイベントです。
贈るなら、彼女への愛を最大限に表明できる本数を選びたいものですよね。
おすすめなのは、ボリュームがあってスペシャルな演出にピッタリの、99本と108本です。
それぞれの本数の意味を紹介します。
・99本のバラ
99本のバラには、「永遠の愛」という意味があります。
永遠の愛を誓うプロポーズに、ふさわしい本数です。
切りよく100本にすると、「100%の愛」という意味になります。
こちらもプロポーズでは定番の本数です。
・108本のバラ
108本のバラには、「わたしと結婚してください」という意味があります。
結婚の意思を伝えるのにまさにピッタリの本数といえ、こちらもプロポーズの際に贈る本数として人気があります。
そのほかの本数に込められた意味
99本と108本のバラの花束がプロポーズにはおすすめですが、人によっては「大きすぎる」と感じる人もいることでしょう。
逆に、「もう少し迫力がほしい」と感じる人もいるかもしれません。
愛を告白するのにふさわしい、プロポーズにピッタリの本数はほかにもあります。
花束を贈る相手に合わせて、本数を決めても良いでしょう。
・21本のバラ
「あなただけに尽くします」「真実の愛」といった意味があります。
あなたに甘えるのが好きな彼女には、うれしいメッセージとなるでしょう。
また、さりげなくプレゼントするのに、ちょうど良いサイズの花束でもあります。
・24本のバラ
「24時間あなたのことを想っています」という意味があります。
彼女に夢中なあなたの気持ちを表すのにピッタリです。
・40本のバラ
「死ぬまで変わらぬ愛」「真実の愛を誓います」といった意味があります。
40本になるとボリュームが出るものの大きすぎず、彼女が持つのにちょうど良いサイズ感といえます。
・44本のバラ
「不変の愛を信じます」という意味があります。
出会いから今日まで、そして今後もずっと愛が変わることはないといった想いを込めるのにピッタリの本数です。
・50本のバラ
「恒久」「永遠」「偶然の出会い」といった意味があります。
本来なら出会うはずのなかった2人が、運命のような、まさに偶然の出会いをきっかけに交際に発展した場合に、ぜひ選んでほしい本数です。
「恒久」「永遠」といった意味もあるので、この関係がずっと変わらないようにという願いを込めることもできます。
・365本のバラ
「あなたが毎日恋しい」という意味です。
365本は1年(365日)を表していることから、365本のバラを贈ることで彼女への深い愛を伝えられます。
365本だとかなり迫力があるので、もらう側の彼女もサプライズ感があって感動してくれるでしょう。
とはいえ、隠しておくのは難しいサイズでもあります。
サプライズで渡したいなら、指定した時間に配達してもらう、あらかじめ隠し場所を確保しておくなど、対策を考えておきましょう。
・999本のバラ
「何度生まれ変わってもあなたを愛します」という意味です。
生涯のうちにこの本数のバラの花束をもらうことは、ほぼないに等しいでしょう。
両手いっぱいのバラの花束で、こんなメッセージをもらうと、女性なら誰でもうっとりしてしまうに違いありません。
少なめの本数なら「ダズンローズ(dozen rose)」を意識

少なめの本数なら「ダズンローズ(dozen rose)」を意識
結婚式の演出としても使われることが多いダズンローズは、プロポーズにもおすすめです。
プレゼントに大きな花束ではなく、小さいサイズの花束を考えている男性は、ダズンローズを意識してみましょう。
ダズンローズ(dozen rose)とは
ダズンローズとは、日本語で「1ダース(12本)のバラ」を意味します。
ダズンローズのはじまりは、中世ヨーロッパにあるといわれています。
ある男性が恋人のもとに向かう途中で道に咲いていた花を摘み取り、その花束を渡してプロポーズしたのがきっかけだそうです。
ダズンローズに込められた意味
ダズンローズ1本1本に込められた意味を1つずつ紹介します。
- 1:感謝
- 2:誠実
- 3:幸福
- 4:信頼
- 5:希望
- 6:愛情
- 7:情熱
- 8:真実
- 9:尊敬
- 10:栄光
- 11:努力
- 12:永遠
これら12の言葉はすべて結婚生活に必要となるものです。
そのため、プロポーズのときにダズンローズを贈ることで、「これらのすべてをあなたに誓います」という気持ちを込めることができます。
プロポーズ用のバラを選ぶ際の注意点

プロポーズ用のバラを選ぶ際の注意点
プロポーズ用のバラを選ぶ際には注意したい点がいくつかあります。
なかにはネガティブな印象を与えてしまうものもあるので、注意が必要です。
色にも思いを込めて
同じバラの花でも、色によって伝えるメッセージは変わります。
本数だけでなく、選ぶ色にもこだわりましょう。
バラの色別に花言葉を紹介します。
・赤色
「愛情」「熱烈な恋」「あなたを愛しています」などの意味があります。
愛の気持ちをストレートに伝えるのにふさわしい、プロポーズの定番カラーです。
・白色
「純潔」「深い尊敬」「清純」「私はあなたにふさわしい」といった意味があります。
結婚式のブーケにも取り入れられることが多い、プロポーズの場面に適したカラーです。
・ピンク色
「かわいい人」「しとやか」「上品」などの意味があります。
かわいらしいピンクも大人の女性に贈るのにピッタリです。
・青色
「神の祝福」「奇跡」「夢が叶う」といった意味です。
青色のバラがもつメッセージはとてもポジティブなものなので、プロポーズにふさわしいカラーといえます。
2人が巡り会えたことは奇跡といっても良いくらい素晴らしいこと、そんな想いを込めてプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
・緑色
「穏やか」「希望をもち得る」などの意味があります。
緑色のバラの花は珍しく、スペシャル感がでることから、定番カラーを避けたい人におすすめです。
・オレンジ色
「信頼」「絆」「無邪気」などの意味があります。
恋愛よりも友情関係を大切にする意味合いが強いですが、ポジティブなメッセージを伝えるものなので、プロポーズに用いることができるカラーです。
・レインボーローズ
人工的に作られたもので、7つのカラーが混じり合うことから「奇跡」「無限の可能性」を意味します。
プロポーズの際に渡すのに人気があるカラーです。
ネガティブな意味にならないように注意しよう
プロポーズのときに贈るバラの花束は、選ぶ本数、色によってはネガティブな意味をもつものがあるので注意しましょう。
■ネガティブな本数
・15本:「ごめんなさい」
・16本:「不安な愛」
・17本:「絶望的な愛」
せっかくのプロポーズを台無しにしないためにも、15本、16本、17本の花束は避けましょう。
■ネガティブな意味をもつ色
- 赤黒色:「憎悪」「死ぬまで恨みます」
- 黄色:「愛情の薄れ」「嫉妬」
- 黒色:「永遠の死」「憎しみ」
黒色のバラには、「あなたは私のもの」「永遠に滅びない愛」というポジティブな意味もあります。
しかし、ネガティブな意味に受け取られるリスクがあるので、プロポーズのときは避けるのが無難です。
プロポーズを承諾してもらえたら「レトロ婚フェス」へ
プロポーズが成功したら、早速結婚に向けて準備を進めていきましょう。
どんな結婚式にするのか、そのイメージに役立つのが「レトロ婚フェス」です。
レトロ大人婚フェスでは、パーソナルカラー診断やドレス&和装の試着体験、ウェディングメニューの試食体験、結婚準備セミナーなど、体験型コンテンツが豊富にあるので、結婚式のイメージを2人で共有できます。
結婚式について具体的なイメージをもち、それをパートナーと共有しておくことで、お互いが納得のいく結婚式にする準備ができますよ。
ぜひ、お近くの「レトロ婚フェス」の会場にご参加ください。
まとめ
彼女の喜ぶ顔が見たいからとせっかく準備したバラの花束が、悪気はなくてもネガティブなメッセージを伝えるものだとしたらガッカリしますよね。
そんな事態を避けるためにも、バラの本数、色がもつ意味を知った上で、彼女にふさわしいバラの花束を用意してプロポーズに臨みましょう。
バラの花束を渡すときは、花束に込められた想いも一緒に伝えるのがおすすめです。
そうすれば、彼女が花言葉や本数の意味を知らない場合でも、正しくメッセージを伝えることができます。
今回はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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