結婚式の準備をしていると、相手と喧嘩してしまうことは多いです。
幸せな生活のために、二人で仲良く準備を進めたいですよね。
こちらでは結婚式の準備で喧嘩したときの仲直り方法や、喧嘩を未然に防ぐポイントを解説していきます。
目次
結婚式準備での喧嘩は夫婦になるための最初の試練
結婚式の準備で喧嘩をすることは少なくありません。
むしろ、トラブルなくスムーズに進むカップルのほうが少ないのではないでしょうか。
結婚式の準備で喧嘩をするカップルは多い
結婚式の準備で喧嘩をするカップルは、結婚するカップルの大半を占めています。
前述のとおり、喧嘩をしないカップルはいないといっても過言ではありません。
ほとんどのカップルが何かしらの原因で喧嘩をしてしまいます。
異なる環境で育ったふたりの意見が食い違うのは当然のことです。
お互いの考えや意見がぴったり合うことが珍しいでしょう。
喧嘩は、結婚の準備で誰もが一度は通る道だともいえます。
結婚準備期間は、夫婦としてうまく付き合う方法を学ぶ期間でもあります。
上手にふたりで乗り越えることで、結婚後もお互いに意見を言い合えて、
より居心地の良い家庭を築けるでしょう。
結婚式の準備で喧嘩をしても大丈夫
結婚式の準備で1度は喧嘩をしても、大半のカップルが乗り越えています。
ふたりで喧嘩を乗り越えるには、前向きな気持ちで原因を克服することが大切です。
ただし、ごくまれに喧嘩が原因で結婚式が破談に発展するケースもあります。
タイミング次第では、式場のキャンセル料が発生する可能性があるということも覚えておきしょう。
キャンセル料は、折半か喧嘩の原因によって負担率が変わります。
その場合は、プランナーなどの第三者を交えた話し合いも検討しましょう。
結婚式の準備で喧嘩をする原因は?
結婚式の準備ではどのような喧嘩が多いのでしょうか。
ここでは、結婚式準備の喧嘩でありがちな原因について解説します。
結婚準備の役割・協力に不満がある
結婚式準備の喧嘩は、
新郎新婦どちらかが結婚準備に協力しないことに対する不満が原因であることが多いです。
よくあるのが、新郎が仕事で忙しい、どうすれば良いのかよくわからないなどの理由で、
新婦に丸投げしてしまうケースです。
結婚式準備は決めることが多く、1人では大変です。
お互いの協力がないと、片方の不満が大きくなってしまいます。
さらに、決まったことに後から口出しされることもストレスに感じる人も少なくありません。
そういった不満やストレスが積み重なって、爆発することで、喧嘩になってしまいます。
お金に対する考え方があわない
結婚式の費用で折り合わないケースも多いです。
結婚式は、お金をかけて豪華にしたい人もいれば、
あまりお金をかけず生活資金にあてたい人もいるなど、費用に対する考え方は人それぞれです。
また、式のスタイルや料理のグレードなど、
お金をかけたい部分が異なることで喧嘩になってしまうこともあります。
金銭の価値観の違いはこうした場で顕著にあらわれます。
結婚資金の貯蓄方法や費用の割合で喧嘩になることもあります。
金銭がかかわる喧嘩は、
貯金額や給与の額などのプライバシーの領域に踏み込むこともあるので注意が必要です。
結婚に対するスタンスが一致しない
結婚後の新生活のスタイルで考え方が合わず、喧嘩になってしまうおそれもあります。
結婚すると、家事の分担や家計、結婚後の働き方など、
価値観が違う中で意見を交わす機会は多いです。
結婚式準備の段階で、相手はどのように考えているのか、どうすれば折り合いがつけられるのか、
理解しておかないと、結婚後も喧嘩が絶えなくなってしまうでしょう。
親や親族との間で板挟みになる
親や親族への対応で喧嘩になってしまうケースも多いです。
結婚は新郎新婦だけでなく、その家族にとっても大きなイベントです。
家族が結婚式に対して口を挟むことが多い場合、
本人と家族の希望が板挟みになり、喧嘩に発展することがあります。
また、親世代となれば、結婚に対する価値観にギャップが生まれることもあります。
両家の価値観が異なることもあるでしょう。
特に、親や親族に結婚式に資金を援助してもらっており、
「意見を無視できない」という人も多いです。
自分たちと家族の意見、折り合いをつけなければ
大きなトラブルに発展する可能性があることを覚えておきましょう。
結婚式の準備で喧嘩しやすい・しにくいカップルの特徴
喧嘩になりやすいカップルとなりにくいカップルには、どのような違いがあるのでしょうか。
喧嘩になりにくいカップルの特徴を知ると、結婚式準備中の喧嘩を防げるかもしれません。
結婚式準備で喧嘩をしやすいカップル
喧嘩に発展しやすいカップルは、結婚式に対する意識・認識が合っていないカップルです。
結婚式に対する意見のすり合わせができていないため、折り合いがつけられなくなってしまいます。
食事、引き出物、式の形式など、結婚式では決めることがたくさんあります。
そこである程度はふたりで方針を決めることが必要です。
結婚式の方針や方向性が決まっていないと、
意見のすり合わせが不足してしまい、喧嘩になってしまう可能性が高くなります。
意見の不一致が続く場合は、担当のプランナーに相談してみましょう。
第三者を交えることで事がうまくいくこともあります。
また、結婚式の準備を新郎新婦のどちらかに任せきりにしてしまうと、
負担が大きいと感じてしまい、プレッシャーやストレスにつながります。
結婚準備に対する姿勢が異なると、積極的でないと考えてしまい、喧嘩に発展しかねません。
そのため、あらかじめ役割分担の話をしておき、どれくらい協力できるか確認しておきましょう。
結婚式準備で喧嘩をしにくいカップル
お互いに対して理解があるカップルは、結婚式準備で喧嘩になりにくいでしょう。
自分の意見ばかりを主張せず、お互いの価値観をすり合わせて、
相手に合わせようと努力をしているカップルは準備もスムーズに進みやすいです。
また、お互いに結婚式に意欲的で協力し合っているカップルも、喧嘩に発展しにくいでしょう。
ふたりでしっかり話し合いができ、お互いにやることを分担して協力し合える関係であれば、
大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
普段からお互いに自分の意見を相手に伝え合い、受け入れ合っているカップルは、
建設的な話し合いとともに結婚式準備も滞りなく進めることができます。
結婚式の準備で喧嘩したときの考え方
結婚式の準備期間中に相手と喧嘩してしまったときの、仲直りのポイントをご紹介していきましょう。
結婚式の準備は何かと忙しく、意見がぶつかることが多いため、
ついカッとして喧嘩になってしまうことは多いです。
中には深刻な状態に発展し、破談になってしまうケースもあるため、
早い段階で仲直りの努力をすることが大事ですよ。
相手の意見にも耳を傾ける
結婚相手と準備のことで喧嘩をしたら、どちらが悪いと考えるのではなく、
相手の意見に耳を傾けるといいでしょう。
かたくなな態度は、事態を悪化させるだけです。
ぶつかり合わず、お互いに歩み寄るのが正解ですよ。
そもそも結婚相手とは育った背景が違い、性別の違いもあって、
結婚式にまつわる意見が食い違うのは当然です。
全く異なる二人が協力して家族になるのが結婚ですから、
トラブルになったら、歩み寄りが解決のカギだと心得ましょう。
相手のいうことを全否定したり、無視して避けたりすると、
喧嘩が致命的な状態にエスカレートする可能性が高いです。
自分の言動を顧みて、態度を改めてみてください。
自分のほうから歩み寄っても相手が態度を変えない場合は、
一旦冷却期間をおくことが必要かもしれません。
時間をおいてからもう一度話し合ってみて、お互いに納得できるといいですね。
すぐに謝ろう
自分にも悪い点があったと思ったら、すぐに謝って、スピーディーな関係回復を図るといいでしょう。
結婚準備期間の喧嘩は、早く仲直りをすることが肝心です。
気心が知れた相手との喧嘩では意地を張りがちですが、それは相手も同じです。
少しでも自分に非があるなら、素直に謝ってみてください。
気分がすっきりしますし、先に謝られると相手も謝りやすくなるため、
関係改善がスムーズに進むでしょう。
喧嘩が長引くとさらに結婚式準備に支障が出て不満が溜まり、大きな喧嘩に発展しやすいものです。
すぐに謝って仲直りするのは、喧嘩を深刻なものにしないためのポイントと考えましょう。
結婚式の準備で喧嘩しないために
結婚式の準備で、相手と喧嘩をしないための対策をご紹介しましょう。
喧嘩は意見のすり合わせですから、決して悪いものではありませんが、
頻繁に喧嘩するのはつらいものです。
喧嘩が勃発しやすい状況はできるだけ避けて、笑顔で結婚式の準備を進めていけるといいですね。
お金のことを話し合う
結婚式の準備で喧嘩を避ける近道は、
準備をスタートする前に二人で良く話しあっておき、意見を統一しておくことです。
特にお金の問題は大きな喧嘩になりやすいため、
意見をきちんと交換しあい、考え方や使い方、費用負担などを統一してください。
結婚生活では生計を共にするため、結婚式準備でお金の話をしておくことは、
良い予行練習になるでしょう。
お互いの貯金額や結婚のために負担できる金額は、正直に伝え合っておきたいですね。
また男女で結婚に対する憧れ方が違い、予算感にギャップが出やすいことも理解しておきましょう。
女性の場合はドレスや装飾にお金をかけたいと考えがちですが、
男性にとっては余計な出費と捉えがちで、意見が食い違うことは多いです。
お互いの予算感も話し合い、結婚式や新生活で何を重視するかも決めておくと安心です。
スケジュールを共有して役割分担する
結婚式準備はふたりで行うものです。
結婚式を成功させることが最終目標でも、そこに至るまでの過程も結婚式の一部となります。
ふたりで協力して乗り越えましょう。
結婚準備のスケジュールをふたりで共有しておくことも重要です。
事前にスケジュールがわかれば、仕事などの調整がしやすくなり、負担を減らすことができます。
どちらかの不参加、非協力を防ぐためにも、細かいところまでしっかり共有しておきましょう。
また、得意な分野の役割を振ることで協力しやすくするのもひとつの方法です。
得意なことをお願いすれば、前向きに準備に取り組むことができるでしょう。
役割分担は、「新郎がやること」「新婦がやること」「ふたりでやること」の3つに分けることがおすすめです。
ふたりで優先順位を決める
話し合っても、ふたりの意見が合わないときはどうしても出てきてしまいます。
準備で意見が合わなくなったときのために、あらかじめ優先順位を決めておくことが大切です。
絶対に譲れない部分をお互いに出し合い、意見が異なるときは優先順位に沿って決めていきましょう。
自分の譲れない部分を受け入れ合い、妥協できる部分を見つけることが大事です。
両家との良い関係を構築する
両家と良い関係を築いておくのも、トラブル防止には大切なことです。
両家の両親とは、前向きにコミュニケーションを取っておきましょう。
今後の付き合い方にも大きく関わってくるため、
親や親戚の意見をまったく無視することはできません。
かといって、自分の意見をすべて押し込めては、せっかくの結婚式を楽しめなくなってしまいます。
相手の親に対する希望は直接言うのではなく、
パートナーを介してやんわりと伝えてもらうようにしましょう。
結婚準備ばかりのデートを重ねない
喧嘩を避けて良い関係を維持するためにも、
結婚準備のためだけに会うのではなく、ゆったりとデートをして楽しむことも重要です。
結婚式は二人が家族になる重要なセレモニーですが、結婚式ありきではありません。
準備しながら愛を深めることが大事ですよ。
ときには二人で時間を取って、ただ映画を見たり、食事をしたりすることも検討しましょう。
二人で会うたびに結婚式の話し合いや、準備作業ばかりに追われていると、
ストレスが溜まってしまいます。
放っておくと気持ちに余裕がなくなり、些細なことでイライラしたりして、喧嘩になりがちです。
ストレスを発散するデートを楽しんで、準備期間中の喧嘩を回避しましょう。
喧嘩してしまった場合の仲直りには、
二人が通った思い出のデート場所や、記念日に食事をしたレストランに出かけるのもおすすめですよ。
プランナーに意見を聞く
結婚式の計画や準備の仕方で二人の意見がどうしても合わない場合は、
プランナーさんの意見も聞いてみるといいでしょう。
結婚式のプロならではの視点で、良いアドバイスがもらえます。
結第三者の意見はどちらにとっても聞き入れやすく、タメになるので、考えを整理するのに最適です。
結婚を考える相手には気を許しているぶん遠慮がないため、
意地を張って喧嘩が長引きがちですが、仲直りのきっかけにもなるでしょう。
プランナーは結婚式会場などに常駐しています。
困ったときや喧嘩になってしまったら、遠慮なく相談してみてください。
喧嘩も良い思い出 結婚式場のイメージを再度ふくらまそう
結婚式の準備で相手と喧嘩をしてしまったら、
結婚式場をチェックして、幸せなイメージを膨らませるのも選択肢の一つです。
もともと思いを寄せ合っているお二人なので、きっかけさえつかめれば、気分は盛り上がるでしょう。
身近な結婚式場やチャペル、ホテルなどでは、希望があれば会場見学なども受け入れています。
ただしあちこちの式場を見学して回るのは手間や時間がかかり、
多くのプランから自分に合ったものを自力で選ぶのは大変です。
気軽にお試しをしてみたいとき、デートのついでに結婚式について考えたいときなどは、
ウェディングフェスに参加してみましょう。
ウェディングフェスとは、結婚式場選びに役立つ、体験型イベントのことをいいます。
単純に会場を見学するだけでなく、ウェディングドレスや和装の婚礼衣装の試着ができたり、
VRで結婚式体験ができたりといった多彩なサービスがあり、
結婚式のすばらしさをカップルで再確認するのに最適です。
結婚式のプロセスを実体験するとふたりで話し合いの場を持つことができ、
再度どんな結婚式にしたいのかを考えるきっかけにもなるでしょう。
結婚式の準備で喧嘩をして意地を張り合って険悪なムードになってしまっている場合や、
仲直りするチャンスを探している人は、ぜひカップルで参加してみてください。
また、ウェディングフェスは多彩なブースが用意してあって、
フェスティバル気分が味わえるのも嬉しいポイントです。
結婚式で使用するブーケなどの小物のDIY体験ができるなど、
ゆったりとしたきばらしや、二人の仲を深めるデートにもぴったりです。
もうひとつ、ウェディングフェスに参加するともらえる特典も無視できません。
会場見学を予約すると、なんと有名なレストランのチケット2万円相当をプレゼントしてくれる
というサービスもあって、2倍、3倍にお得です。
ウェディングフェスでは、ハネムーンの相談なども可能です。
自分達の結婚がまだ漠然としていて、意見がなかなかまとまらずに困っているなら、
一度ウェディングフェスの結婚式体験に申し込んでみてはいかがでしょうか。
喧嘩は嫌なものですが、あまり否定的に考える必要はありません。
喧嘩を上手に乗り越えれば、それも二人の良い思い出に変わります。
結婚式が完了するまで、前向きに結婚式場探しをはじめとする準備に取り組むといいでしょう。
まとめ
結婚式は二人が初めてする共同作業ですが、
準期間中の喧嘩は、夫婦になるための最初の試練ともいえるでしょう。
相手のことを思い合っての喧嘩なので、
イライラは上手に発散しながら仲良く二人で結婚式の準備を進めていくことをおすすめします。
今回はここまで。 最後までお読みいただきありがとうございました!